世代の残像 1

integrated healing soul of the utrerus Sep 15, 2023

長女の学校で親も一緒にランチを食べましょう。というイベントに参加をしてきた。

 
 
 

アンドリューは仕事の休みをとって、たかだか30分のライチタイムを

 

娘と一緒に過ごすことにしたぐらい

 

私たちは、娘の学校での様子を垣間見たくて仕方がない。

 
 
 

以前、修学旅行についていく親の話を聞いたときは、

 

「マジやばくね?」って教育学部の仲間と嘲笑したものだが、

 

今、親になって見て、私も同じ穴の虫だったことに気づき、

 

自嘲してしまう。

 
 
 

私たちはいそいそと時間になったときに長女の学校へ行き、

 

5歳児たちがワラワラとしてる外のベンチで一緒に食べ始めた。

 
 
 

そんな時間が終わったと、私の感情事件が勃発である。

 
 
 

子供たちは一列に並べられ、今から教室に戻りますという感じだった。

 
 
 

親と離れて寂しくて泣く子もいれば、

 

親が来なくて、泣いていた子もいた。

 
 
 

うちの娘は、ただ普通に列に並んでいた。

 

そのとき、後ろに並んでいた子に自分のランチボックスを持たせた。

 

後ろにいた子も自身の大きなランチボックスを持っているのにも関わらず。

 

そして、うちの娘は、水筒だけを持って歩き始めた。

 
 
 

その光景を見た私は駆け寄っていった。

 
 
 

「何、ふざけたことしてんの。

 

 お友達だってお弁当を持っていて重いでしょ!」

 
 
 

すると娘は

 

「だって、重いんだもん」

 
 
 

「は?自分のものはちゃんと自分で持ちなさい。

 

 友達の優しさを利用するんじゃありません!」

 
 
 

結構厳しいきつい言葉で言った。

 
 
 

そして、無理やりお友達の手からお弁当をとって、娘に持たせた。

 
 
 
 
 

「あしたまにゃーにゃー」

 
 
 

という間の抜けた音のスペイン語を話す声にハッとしながら

 

私は娘を見送った。

 
 
 
 
 

アンドリューのほうに振り返って私は言った。

 
 
 

「今のみた????お友達だって、重たいお弁当を持っているのに、うちらの娘は自分のお弁当を友達に持たせて悠々と歩いてたのよ!あのね、もしもあの子が威張り腐った優しさのない奴に育ったら

 

 私、あの子の頭引っ叩くから。」

 
 
 

するとアンドリューは驚いて

 

「え?自分の娘を今、なんて呼んだ?

 

 そのストーリー、やばいね。君の問題だからワークした方がいいよ」

 
 
 

といった。

 
 
 
 
 

ムカつく。

 
 
 

でも、アンドリューの反応を見て、私の瞬時の怒りも感じて

 
 
 

こりゃ、私のワークだなとは認めたくないけど、思った。

 
 
 
 
 
 
 

彼女が学校に行き始めて3週間が経つ。

 

毎朝学校というものが始まってからバタバタしている。

 
 
 

気持ちの余裕なんてない。

 
 
 

10時ごろ、のらりくらりと朝起きて、ベッドでベタベタゴロゴロし、

 

朝食をゆっくり食べて、幼稚園に行ってたあの朝とは違う。

 
 
 
 
 

早く食べなさい

 

早く着替えなさい

 

早く車に乗りなさい

 
 
 

遅れるよ!!!!

 
 
 
 
 

そして、2日前には出かける間際にアンドリューが靴下を忘れたといって家に戻ったことで

 

アンドリューを怒鳴ったほどだ。

 
 
 

その姿も娘はもちろん見ている。

 
 
 

「行ってらっしゃい。」

 

そう毎朝見送るけど、長女は昔のように大きな声で「行ってきまーす!」とは言わなくなった。

 
 
 
 
 
 
 

というか、最近の彼女から笑い声を聞くことは手で数える程度になった。

 

少し前まで無邪気に笑い、無邪気に踊り、無邪気に歌を歌っていたのに。

 
 
 

これは学校というシステムに入ったからだろうか?

 
 
 

それとも、

 
 
 

5歳児になったら脳の変化が起きてこういう風になるものなのだろうか?

 
 
 
 
 

そう、私は思っていた。

 
 
 
 
 

そんな時に、今日のこの偉そうな態度。

 
 
 

15時になって娘を迎えにいく。

 
 
 

「今日は、すごく午後は子供たちはカエルのように飛び跳ねてたわ」

 

と担任の先生が言い始めた。

 
 
 

私は、昔から、なぜかいろんな人が心の内をぽろりと話してくれる。

 

そして、その胸の内いを聞けることに、とってもラッキーでありがたいなあと思って聞いてた。

 
 
 

すると担任の先生が

 

「まあ、今日は親たちとランチを食べた後だから、いつもと違って興奮してたのよね」

 
 
 

そう言った後

 
 
 

「でも、あなたの娘は、いつもスーパーグッドスチューデントよ。エクセレンテ」

 
 
 

といった。

 
 
 

そこに私は違和感を覚えた。

 
 
 

(良い生徒って。。。態度が悪い生徒よりもタチが悪いと思うんですけど、うちの子、大丈夫?)

 
 
 

そして、その後、次女を迎えに行った後

 

車の中で迷路の本を読んでいると

 

次女が、無事にできた時に手を叩いて喜んでいるときに

 

急に長女はキックをした。

 
 
 
 
 

え?

 
 
 

私も次女も二人で顔を見合わせた。

 
 
 

長女は「全然上手にできていないわ」とも言った。

 
 
 
 
 

この子、どうしたんだろう?

 

いい生徒すぎて、ストレスが溜まっているのかしら???

 
 
 

家に帰ってから私はアンドリューに矢継ぎ早に言った。

 
 
 

最近の彼女が笑わない・歌わない・躍らないこと

 

今日のお友達に対する無礼な態度

 

今日の学校での先生のいい生徒発言

 

今日の車の中での次女に対するいじめ

 
 
 

これ、やばくない?

 
 
 

これ、やばいよね?

 
 
 

これ、どうする???

 
 
 

これって5歳児の通過点だから???

 
 
 

アンドリューが言った。

 

「お友達に対する無礼な態度は、君のフィルター。

 

 学校での先生の発言は、彼女だったらいい生徒なのは彼女の性格から言って理解できる。

 

 次女へのいじめ?彼女らしくないなあ」

 
 
 
 
 

母親にしかわからないことがあるのよ、ふん!

 
 
 

そう言って私は、夜、グループワークに行くことにした。

 
 
 

自分のどうしようもない娘の友達に対する態度への怒りをワークした方がいいってアンドリューが言うので。。。

 
 
 

そこで、思いもよらないワークに出会うことになる。

 
 
 
 
 
 
 

I am LOVE.

 
 
 

(*こんな風に笑っていた頃に戻りたい・・・・・)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



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